・まどマギの映画を観てきた。2013/11/11 23:00

とりあえずネタバレしないように書いてみる。

あの結末にはいろいろな解釈があると思うが、酢こんぶ的にはハッピーエンドであり、完全に完結と解釈した。
(つまり続編は存在し得ないということ)

あの人物のあの行動によって、あの時点以降ほぼ確実に発生したであろう懸念事項は霧消し、あの人物の意志は全くブレることなく貫かれた。
それは最善の方法ではなかったのかもしれないし、あの人物の戦いはまだ終わっていないのかもしれないが、あの人物に最後まで感情移入できた人は、酢こんぶと同じように感じるかもしれない。

もしあの行動がなかったとしたら映画は無難な評価を受けるだろうが、ただの後日談にしかならなかった。
そしてスタッフは「そんなものは、まどマギではない」と考えただろう。

この映画の筋立ては、TV版以降に何が起こるのかを論理的に深く考察したのちに得られた必然的な帰結であって、続編を作るために無理やり捻り出したものとは思えない。
自らの創りだしたものを否定されかねないリスクを顧みず、それをそのまま映画にすることを選択したスタッフの真摯な姿勢に酢こんぶは敬意を表する。

なお、この映画を観終わった時の感覚は「ダークナイト」のそれと似かよっていたことを付け加えておく。

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