・「チャーリーとチョコレート工場」を見てきました2005/10/10 12:00

 遅ればせながら、前から見たいと思っていた「チャーリーとチョコレート工場」をかみさんといっしょに見に行った。

 この物語と酢こんぶのかかわりはけっこう長い。

 最初の出会いは小学生のとき、夏休みの宿題で課題図書数冊の中から1冊選んで読書感想文を書けというのがあって、その時選んだのが「チョコレート工場の秘密」。今回見た映画の原作というわけだ。

 課題図書というと無難な話が多くて、変な話の好きな酢こんぶにとっては読むのさえ苦痛だったりするが、この話は相当変な話で酢こんぶのお気に入りの一冊となった。その後市立図書館で何回か借りて読み直すくらい気に入っていた。

 それがもう30年以上前の話。

 そして2年程前にTV雑誌の番組表を見ているときに見つけた文字が「夢のチョコレート工場」で、解説を読んでみると、やっぱり原作はあの「チョコレート工場の秘密」。へー、こんな映画が作られてたんだー、ということで、早速その頃買ったばかりのHDDレコーダで録画して、見た後は永久保存版としてDVDに焼いといた。

 で、今回はそのTVで観た映画のリメイクということになるわけだ。

 ま、あまりいろいろ書くとネタばれになるので、前の映画と比較しつつとりあえず感想だけ。

 全体の構成としては両者非常に似た感じかと。原作に忠実に作ればもちろんそうなるのだろうが、すでに原作がどうだったのか思い出せないので、新が旧の構成に倣ったという可能性もある。ただ新は現在のSFXを使っているので、工場の中がより本物っぽくなっている。旧ではどうしてもセットに頼らざるを得ないところがあって、工場内のわけわからなさを表現するのはちと苦しかったかな、という印象だった。

 ところで世間の評判を見ると、圧倒的にウンパルンパが支持されているようだ。
 (ウンパルンパを知らない人は映画を見てね)

 確かに新のウンパルンパもいいのだが、酢こんぶはどちらかというと旧のウンパルンパの方が好きだ。新の方ではアップテンポの曲にあわせて歌い踊るという場面があるのだが、ちょっとこれがのんびりしたイメージのウンパルンパにそぐわないかな、、、と。旧の方でも歌が歌われるが、これはゆったりしたテンポで酢こんぶの中のウンパルンパのイメージにぴったりだ。

 ということで新でのお気に入りは「リス」。見てない人は何のことやらわからないと思うが、まあこれも映画を見てねということで。

 あ、あとウォンカさんの変人ぶりはさらにパワーアップしててよかったです。

 そういえば、ウォンカさん(原作ではワンカさんだったような)と家族の関係って原作にはないよね?


------------------------------------------
このブログの本店「木全屋かるた堂」もよろしくです。

・ファーストガンダムのかるた売ってます。
・ファイル整理に便利な自作ツール置いてます。
・写真(コスプレ、ポートレート、動物)公開してます。
------------------------------------------