・伊豆旅行三日目(最終日)2014/03/04 23:59

二日目の夜に泊まった「粋光」の部屋は、12畳くらいの部屋と10畳くらいの部屋と6畳くらいの部屋があって、さらに温泉の出る露天風呂がついている。二人で泊まるには広すぎる感じなのだが、二人で泊まろうがもっと大人数で泊まろうが一人あたりの値段は変わらないらしいので、とてもお得な気分が味わえた。

この日も例によって朝から大浴場に行き、朝食後に部屋の風呂に入って温泉を満喫したのちにチェックアウト。

さて、本日の予定はというと、河津に桜を観に行ってから、城ケ崎の遊覧船に乗るということに決定。
河津ではいつものように焼きポン(栗を高圧で調理したお菓子)やワサビ漬けなど買い、少しだけ買い食いしつつ桜見物。その後城ケ崎駅についてみると、
「本日遊覧船は欠航です」
の貼り紙が(T_T)

せっかくここまで来たんだからと思って、遊覧船の乗り場まで歩いて行き、波浪による欠航を再確認したのち、近くの「ぼら納屋」で「金目煮つけ定食」と「金目しゃぶしゃぶ定食」の昼飯を食って駅まで戻ってきた。

ここからどうするかという話になったのだが、これまたいつも行っている熱海の「伊豆山神社」で、前にもらったお守りを取り替えてもらうことにして熱海に向かったものの、伊豆山神社に着いたのは17時少し前で、16時で閉まる社務所に人影はなかったのであった(T_T)

とりあえず神社にお参りして参道の階段を下りたのだが、その階段の下にもずっと階段が続いているのが前から気になっていたので、今回は行けるところまで行ってみることにした。結局階段(というか参道)は海まで続いていて、参道が終わった場所には「走り湯神社」と「走り湯源泉」があった。

「走り湯」というのは、昔は横穴から温泉が海に向かって吹き出していて、それが走っているように見えるのでその名がついたらしい。今では湯量は少なくなったものの一応湯は出ているそうだ。

そんな説明を読んだ後、源泉のほうに向かってみると、なんだか高さ2m弱くらいの小さな洞穴から湯気がもうもうと出ている。特に立ち入り禁止でもなさそうなので奥まで入ってみると、ライトで照らされた地面からぼこぼこと温泉が湧いている光景が間近で見られた。こわいからと最初は尻込みしていたかみさんも、酢こんぶが二度目に入った時に後からついてきて、見たことのない光景に感動していた。湯にさわろうと思えばさわれるような距離で温泉が湧いているのを見たのは初めてで、なかなか面白かった。

前に熱海の隣の駅から熱海に向かって歩いて袋小路に迷い込んだ時にも、間欠泉の吹き出すという場所にたどり着いたことがあったので、いろいろ歩き回ってみると、メジャーじゃないけど面白いスポットにたどり着くものだということを再認識した。

「走り湯」を堪能した後は熱海駅まで歩き、熱海駅前では数少ない「18時過ぎても営業している」寿司屋で晩飯を食べてから、「こだま」「京浜東北線」と乗り継いで自宅に帰りつき、今回の伊豆旅行はすべて終了となった。

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コメント

_ フリーデザイナA ― 2014/03/20 23:46

「走り湯源泉」僕も見た!
あれけっこういいよね。おもろい。しかもあれが、「熱海」の語源になった現象の元だもんね。
感慨深いと思うよ。
あのあたり僕も歩いたけど、おもろかった。今度は熱海駅からバスで行く美術館推奨っすw

_ 酢こんぶ(管理人) ― 2014/03/21 07:48

>今度は熱海駅からバスで行く美術館推奨っすw
多分、MOA美術館のことですよね。2回ほど行きました。
私のおすすめは、熱海梅園の隣にある美術館です。
絵もいいけど、力強い彫刻が好き。

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