・「あんとりまあ」の謎(その3)完結篇2006/02/28 19:09

結局「あんとりまあ」の件について妹に確認できるのは2005年の正月ということになってしまった。

その前に電話でも何でもして確認すればいいじゃないかという意見もあろうが、長年信じてきたことを、20年以上一緒に暮らしてきた親兄弟に否定されたダメージは大きく、最後の砦である妹にまで「あんとりまあ」の存在を否定されたら、、、、と考えると、相手の顔が見えない電話などでこの話をすべきではないと、酢こんぶの野生のカンが告げていたのである。(^_^;

とはいえ酢こんぶは妹が「知らない」などというはずがないと確信していた。なんといってもあの法事の日、酢こんぶと妹は神の啓示ともいうべき事実を同時に認識し、顔を見合わせたのだ。

もう、絶対大丈夫だよ

「あんとりまあ?知らんよ。何それ」

2005年の正月、酢こんぶの最後の砦はこの妹の一言で、もろくも崩れ去った。

だってあの法事のとき顔を見合わせたじゃん。あれはなんだったんだよう。(T_T)

「ああ、なんか顔を見合わせたのは覚えてるけど、、、、
 別にあんとりまあのことがわかったとかじゃなかったと思うよ」

こうして「あんとりまあ」は酢こんぶの空耳と考えざるを得ない調査結果となってしまった。orz

いや、しかし果たしてそうなのだろうか?酢こんぶのかみさんは確かに親父が「あんとりまあ」と言っているのを聞いている。それは酢こんぶから話を聞いていたが故の思い込みだったのだろうか?そして今年の正月も親父は間違いなく「あんとりまあ」と言っていたのだ。あんなにもはっきりと言っているのにどうして皆それが聞こえていないように振舞うのだろうか?さらに不自然なのは、妹が法事の日に酢こんぶと顔を見合わせたことを覚えているという事実だ。そのとき本当に何もなかったのなら、20年以上前のことを覚えているものなのだろうか?

「あんとりまあ」の謎が解けたあの法事の日。その数年後に酢こんぶは実家を出た。そして20年経つうち「あんとりまあ」は酢こんぶの知らぬ間に何らかの理由で存在しないものとして扱われるようになったと考えるのは無理があるだろうか?いや、そうに違いない!

これから何年、何十年かかろうと酢こんぶは「あんとりまあ」の謎を追いつづける。そしてすべての謎が解けたときに書くブログのタイトルは、

「禁じられた言葉」

となるであろうことをここに予告しておくものである。

(完)

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