酢こんぶの思考錯誤(^_^;日記

日本の調査捕鯨船に捕鯨反対の人が侵入したり、船に何かの液体を投げ込んで乗組員が負傷するというような事件が起こっているが、反対派の人たちはどういう理由でそんなことをするのだろうか？

商業捕鯨どころか調査捕鯨にすら反対するということは、絶滅危惧種の保護という立場ではないだろう。調査によって絶滅を防げたり、保護するための有効な方法が見つかったりするかもしれないのにそれを邪魔するってことは、とにかく鯨を殺すことに反対しているのだということなんだろうねえ。まあ、殺さずに調査するというのもできないことではないかもしれないが、あの巨体を考えるとあまり現実的ではないように思える。

さて、酢こんぶは特に鯨に思い入れがないので完全に理解できるわけではないが、想像することはできる。

日本以外のある国では、昔から犬を食べることが普通で、その国の文化であるという位置付けだとしよう。ある日酢こんぶとかみさんがテレビを見ているとその国の文化を紹介する番組が流れ、生まれてひと月くらいの子犬がいっぱい柵の中にいる光景が映し出される。酢こんぶとかみさんは子犬たちがクンクン鳴いたりじゃれあったり昼寝したりしているのを見て、可愛さで気絶しそうになる。そうしているとカメラが引きになって、その犬たちの飼い主が話し始める。

「この子犬たちは明日血抜きをされて市場に出荷されます。
　子犬のおなかの肉は柔らかくて、牛肉なんかより
　ずっとおいしいんですよ。(^_^)」

こんな番組を見たら日本中で「犬食べるのやめろ！」運動が立ち上がるに違いない。きっと酢こんぶも
「おまえんとこの文化なんか知るか！
　とにかく犬を食べるのやめろよ！」
と叫ぶだろう。

鯨を殺すなという人たちはこういう気持ちなのだろうか？

でも犬はずっと人間と一緒に暮らしてきたからなあ。人間の思い入れもすごく強いと思うんだけどなあ。鯨といっしょに暮らした人なんかほとんどいないだろうしなあ。それなのにどうしてそんなに肩入れするのかなあ。やっぱよくわかんないよなあ。

、、、というのが酢こんぶの正直な気持ち。

あと考えられるのは、鯨が「他の動物とは決定的に違う何か」を持っていて(実は人間と正確なコミュニケーションをとることができるほど賢いとか)捕鯨反対派の人がその事実を知っている、という可能性。本当にそんなことがあるなら鯨を殺すのをやめさせようとするのも理解できるだろうけど、それならその事実を公表すればいいだけだしなあ、、、。

そんなわけで鯨を殺すなという人が何を考えているか、酢こんぶにはよくわからない。

巷でまことしやかに囁かれる「捕鯨反対と言うと金になるから」という説が本当なら、そのダシにされていい迷惑だという意味で、鯨がかわいそうだと思わないでもないが。

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