・ファイル連続実行アプリの新版「ExecS0.1.3.08」を公開しましたけど、、、2009/11/17 13:20

本体のダウンロードはこちら
マニュアル(0.1.2.02用)はこちら
サポート掲示板は当面こちら

えー、一応新版を公開したことはしたのですが、新しいマニュアルができていません。本来は変更点を盛り込んだマニュアルにしなければならないのですが、機能も見た目もかなり変わったために変更点が多く、なかなか気力が充実しない(^_^;ので、とりあえず0.1.2.02から0.1.3.08で何が変わったのかだけを記述します。

1.設定グループの導入

 ExecSは拡張子によって動作を変更するように作られています。ということは、例えばJPGファイルをあるときは画像表示、あるときはzipに圧縮という動作が必要になったとき、いちいち設定を変更しなければならず、非常に面倒です。
 そこで「設定グループ」という概念を導入して、設定をワンタッチで切り替えられるようにしました。
 サンプルの設定に「WinRARで解凍」と「WinRARで圧縮」という設定グループを作っておきましたので、内容を確認してみてください。

2.特殊な拡張子設定の導入

 設定を作っていると、拡張子が登録されていないもの全般に対する設定やフォルダのみに対する設定をしたくなることがあります。これを実現するために、特殊な拡張子設定を導入しました。具体的には以下のとおりです。

/default:登録されていない拡張子全般に対する設定
/folder:フォルダに対する設定
/none:拡張子のないファイルに対する設定

3.実行するアプリのウィンドウ状態の制御

 ExecSでアプリを立ち上げたときのウィンドウの状態を制御できるようにしました。フォームの何もない部分で右クリックするとメニューが出るので、好きな状態を選択してください。

通常:通常の状態でアプリを立ち上げます
最小化:アプリを最小化した状態で立ち上げます
表示なし:アプリのウィンドウを表示しません

 「表示なし」にした場合、あとからウィンドウを表示しなおすことはできません。実行状態が確認できなくて不便なのですが、アプリ立ち上げ時にウィンドウのフォーカスが移動しないので、人間がしている作業を邪魔しません。例えば、フォルダを作る作業をしていたらExecSが立ち上げたアプリにフォーカスが移ったために漢字変換前の文字列でフォルダ名が確定されてしまってイライラ、とかがなくなります。

4.Command設定の置き換え文字列追加

 Command設定の置き換え文字列に以下のものを追加しました。

%drive%:Dropされたファイルのドライブ文字に置き換える
%filename%:Dropされたファイルのファイル名に置き換える

5.簡易バッチ機能について

 特に変更したわけではなくもともとできたことなのですが、説明してなかったのでここで言っておきます。
 Commandの処理方法で、CommandをCMD.EXEに渡すを選択したとき、簡易バッチ機能が使えます。これはコマンド間を&&で区切ると連続してコマンドを実行してくれるWindowsの標準機能を使うということで、例えばCommandに
 md _tmp&&copy %filename% _tmp\%filename%
とか記述すると、Dropしたファイルを_tmpの下にコピーするということができます。これ以外にもコマンドラインで使えるコマンドはすべて連続実行できますから、バッチファイルの代わりとして使えるというわけです。


このほかにも細かいところは変わっていますが、大きな変更はこんなところです。

また、WinRAR以外の圧縮解凍ソフトを使った設定を作ることも検討してみたのですが、コマンドラインでまともに使えるものが非常に少なくて頓挫中です。もし別の設定を作ってほしいなどの要望がありましたら前向きに検討してみますので、意見をお寄せください。

ExecS公開しても、いままで特に反響とか無いんで、ちょっと寂しいんですよねえ、、、(T_T)

あ、それから、分割ファイルを結合するバッチファイルを作成する「JoinBatchBuilder」を同梱しましたので、よろしければ使ってみてください。これを使って作ったバッチファイルをExecSで実行すると結構便利ですよ。

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