・G1310評価2018/07/18 23:59


かるた印刷を実施するにあたり、G1310が使用に耐えうるかどうかを評価した。

結論:
○ かるた印刷に使う限りほぼ問題はない
○ 文字部分が真っ黒ではないが、妥協できる範囲
○ 写真画質は評価していない
○ 紙送り精度はiX6830と同等(7/23修正)
○ 印刷スピードは遅いが許容範囲

注意事項:
○ PDF印刷時の「逆順印刷」とプリンタドライバでの「最終ページから印刷」は、両方有効にすると逆順の逆順になって最初のページから印刷される
○ プリンタドライバの「プリンターで出力できない大きい原稿を自動縮小する」は用紙選択を変更した場合などに自動的にチェックされてしまうことがあるので、等倍で印刷したい場合はよく確認する

詳細:
画質について
1. 印刷対象
かるた堂本舗で頒布している各種かるた(手描きカラーの絵と文字が混在したもの)。元はCanonのiX6830で印刷していた。

2. 用紙と印刷品質
用紙はエーワンの名刺用紙51191(インクジェット専用紙)。プリンタドライバの用紙設定は「高品位専用紙」印刷品質は「標準」
iX6830で「きれい」だと色が濃くなりすぎる印象だったので、あえて「標準」にしていた。

3.画質評価(iX6830での印刷と比較)
3-1 カラー(手描き絵の部分)
iX6830と比較すると少し色が淡くなる。(染料黒が無い影響だと思われる)
これによって潰れていた細部が見えるようになるので、どちらが良いかというのは好みの問題となる。
プリンタとしての解像度は縦横とも半分になっているが、特に画質が落ちた印象はない。

3-2 黒(文字部分)
普通紙以外では真っ黒にならず茶色がかって見える。
普通紙以外の場合はCMYを混ぜて黒を出すので、どうしても真っ黒にはならない。この点で染料黒を持つiX6830に劣る。
印刷品質を「きれい」にすると多少黒が濃くなる。このときカラー絵部分の印象は変わらない。

というわけで、文字部分が真っ黒じゃないことを除けば、特に問題になる点はなく、文字について妥協できれば大量に印刷する場合は本プリンタに優位性がある。写真画質についてはiX6830で写真印刷をしたことがないので、全く評価していない。
ちなみに用紙を「普通紙」に設定して、上記で使った名刺用紙に印刷すると顔料黒が使われるので文字が真っ黒になるが、カラー絵部分がのっぺりした印象になる。絵の部分の劣化には妥協ができないので、文字が真っ黒じゃない点について妥協することにした。

紙送り精度について(7/23修正)
iX6830と比較して同等と判断する。初出時に位置がずれると書いたが、紙に合わせて縮小する設定になっていたことが原因だった。

大容量のインクタンクについて
インクコストの低減を目的に大容量インクタンクの機種を選んだが
○ インクの交換頻度が激減する
○ インクの残量が目視できる
というのが巨大なメリットであることを、実際に運用してみて認識した。
これまでは頻繁にインクカートリッジを交換する必要があったので、そのたびにヘッドクリーニングにインクが使われて、まだ切れていなかったインクまで交換しろと言われることがよくあった。これがなくなるのも嬉しいが、インク残量が目視できるのはそれ以上のメリットだ。
現状のインクカートリッジは透明ではなくて中身が見えないから、残量についてはプリンタの表示を信じるしかない。見えれば自分で交換時期を判断することもできるのに…
しかしG1310は目視で判断できるから、プリンタの言いなりになる必要がない。
というわけでインクタンクはいい事ずくめなのだが、インクボトルを買おうとして量販店の店頭に行ったら、置いていない店がほとんど。ヤマダ電機3店、ジョーシン2店を回って無いので、ヤマダの通販を利用した。その後ケーズデンキに2セットあるのを確認して1セットを購入したが、キヤノンの通販でも値段はそれほど変わらないので、そっちでいいかもしれない。


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・新しいプリンタ(キヤノン G1310)を買った2018/07/10 23:59


家には2018.6の時点で2台のプリンタがあって、それなりに稼働中。1台はスキャナとFAXのついた複合機で、以前はこのプリンタでかるたを生産していた。もう1台はA3印刷可能な単機能機で、かるた印刷を本格的に始めようとした矢先に複合機が突然故障したために急遽導入されたプリンタだ。結局A3プリンタのほうがインク代が割安なのでかるた印刷はこちらがメインとなり、かみさんが楽譜を印刷するときにもA3が都合が良いので稼働率はそれなりに高い。じゃあ複合機は使わないのかというと、スキャナを使ったコピー機能が便利なので使わなくなることはない。

こういう状況で、A4しか印刷できなくてコピー機能もなく、ネットワークにも繋げないので置き場所が限定されるし、4色インクなので写真画質にも期待できないというプリンタを新たに導入したのは、インクがカートリッジ式じゃなくてボトル式だからだ。

既存プリンタのインクカートリッジの価格は非常に高い。そうなるとカートリッジが空になるまで印刷したいから、インクが無くなったと言われても印刷を続けて、本当に色が出なくなったらやっと交換するという方法を採ってきた。しかし、どれくらいで色が出なくなるのかは実績を記録しておくことによってある程度予測できるようにはなってはいるものの、油断すると10枚以上も色の変なページができてしまって紙をムダにすることになるし、ずっとドキドキしながらプリンタを見張っていなきゃあかんのはすごく神経をすり減らす。

そんなときエプソンから出てきたのが「エコタンク」搭載のプリンタだ。こいつはインクタンクにインクボトルからインクを補充するという方式なので、頻繁にインクカートリッジを入れ替える必要がなくインクコストも下げられる。インクの減り具合を目視できるからインクが無くなる前に補充するのも簡単。でもエプソンのプリンタは買いたくなかった。というのも、エプソンはキヤノンに比べて紙送り機構がイマイチだからだ。最初の頃のかるた印刷にはエプソンを使っていたのだが、湿気の多い時期になると紙送りに失敗して斜めに印刷しちゃうとか、紙を2枚送ってしまうとか、印刷位置がずれて不良品量産、とかのトラブルが頻発した。それがキヤノンに変えたら紙送り関連の不具合は一切なくなり、100部のかるた印刷で一度のミスも発生しないということすら普通になったんだから、もうエプソンには戻れない。エプソンのほうが写真画質は上だとかのメリットはあるが、写真印刷しないし、かるたには写真画質までは必要ないし、色味はキヤノンのほうが好みだし、ということでキヤノンからエコタンクタイプのプリンタが発売されるのを心待ちにしていたのだが、その望みがかなったのが2018年の2月というわけ。

じゃあどうして発売と同時に飛びつかなかったのかというと、手持ちのプリンタよりスペックが落ちるからだ。とりあえずプリント機能さえしっかりしていれば付加機能とかは気にしないのだが、手持ちのプリンタが染料CMYK+顔料BKの5色プリンタなのに比べてG1310は、染料CMY+顔料BKの4色。解像度もかなり落ちる。そもそもG1310は海外で先に発売されていたモデルで、日本で求められるほどの高スペックは必要ないと判断してコスト優先で仕様を決定したと思われる。それをそのまま国内に投入したので、同価格帯の他機種に比べてスペック的に見劣りするものとなったのだろう。で、プリント機能部分のスペックダウンは画質に直結するだろうから、かるたの画質が落ちるかもしれない。じゃあしばらく時間を置いて世間の評価を待とうと思ったわけだが、7月になってもまともな画質評価が出てこないし、夏コミにも受かってしまった(^_^;ので、画質が悪くなったとしても妥協するという覚悟で購入を決定した。

実はかるた印刷の場合、インクを節約する意味もあってそれほど高画質で印刷しているわけではない。ということは多少スペックが落ちても大きく画質が落ちることはないだろうという目論見はあるのだが、こればかりは印刷してみないとわかんないのでドキドキするところではある。

現時点で現物は届いていないので、画質評価の結果が出たらまたここに書くことにしよう。


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・ガンダムかるた拡張キットの解説書をリニューアルしました(その2)2014/08/31 23:00



さて、解説書リニューアルにあたって次のようなものにしようと考えた。

(1)読み物として単独で成立していること
(2)印刷に出そうと思えば、そのままで入稿できること
(3)スマホでも読めること
(4)家庭のプリンタで印刷した時に冊子にしやすいこと

(1)は特に難しくなくて、元々解説書の文章には思い入れを込めて作っているので、そのまま使えば大丈夫。

(2)は、赤字になってでも印刷に出したいと思った時にも、即座に対応できるようにということ。で、絵の部分はモノクロになるわけだが、印刷屋に出そうとするとグレイスケールではいろいろ問題があって、網点(新聞の写真に使われている方法)にするのがいいらしいとわかった。わかったのはいいが、酢こんぶはかるたの絵を網点にするソフトを持っていないので、フリーデザイナA氏に頼んで大きさ調整やら網点変換やらをしてもらい、なんとか納得できるものができあがった。

(3)は、せっかくだから解説書を電子書籍として、スマホでも読んでほしいということ。スマホで読めるならかるた取り大会の時に解説書を見ながらヒントを出すということもできる。ということで、レイアウトや文字の大きさに留意しつつページを作り、手持ちのスマホと友達のiPhone4で十分読めることを確認した。

(4)は、データとして持ってはいても、紙の冊子にして手元に置きたいという需要もあるんじゃないかと考えてのこと。そこで、1ページの大きさをA5で作った。つまり、プリンタでA4の用紙に2ページずつ印刷した後に真ん中で折って全部を重ねて止めるとA5の冊子ができるというわけだ。実際に解説書を見た人は、ところどころに白紙が入っていることに疑問を感じたかもしれないが、これは冊子とした時にページの調整をするためのもので、間違って入っているわけではない。

そんなわけで、酢こんぶとしては一応納得のいくものができあがったわけだが、世の中に受け入れられるかどうかはまた別の話なんだよなあ……。


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・ガンダムかるた拡張キットの解説書をリニューアルしました(その1)2014/08/27 23:00



かるた堂本舗で頒布しているかるたには、絵札に使われている場面の解説書が付属している。

かるた堂のかるたは絵札に文字が入っていない為に、誰も正解の札を取れなくなってしまうことがあり、そういう場合に読み手がヒントを出すために作られたのが解説書なわけだが、2013年の読み札改革によってその役割はかなり薄くなった。そして、ガンダムかるた拡張キットを作った酢こんぶとしては、かなりの時間を費やし、思い入れを込めて作った解説書があまり注目されないのが不満だった。

そこで、解説書を読み物として再構成し、単体で安く頒布するという方向を模索し始めた。しかし、1文字1ページという構成にするとページ数が増え、印刷に出すとすると数百部単位でないと赤字になってしまいそうだということがわかった。しかもかるたの種類ごとに解説書が存在するので、売れなければかなりの在庫を抱えることになる。

次に考えたのが、すべての解説書を1枚のDVD-Rに入れて、300円くらいで頒布するという方法。これだと手間賃や電気代を考えなければ、原価はDVD-Rのみだし、印刷にする場合と比べてかさばらず、売れそうな数だけ作ることができる。また、かるたの値段が高いと思う人は解説書だけ買うという選択肢が増えることになり、かるた堂にとってもお客にとってもメリットがある。

という考えを知り合いに話したところ、
「かるたを買いたいと思う人は、かるた本体が欲しいのだから、
 解説書単体では買わないんじゃないだろうか」
という意見をもらってしまった。

さて、その意見が正しいのかどうかはやってみないとわからないわけだが、この意見を聞いた酢こんぶは、解説書はフリーダウンロードでいいんじゃないかと思い始めた。解説書がフリーとなると、お客は解説書だけで満足して、かるた本体を買ってくれなくなるのではないかという懸念もあるのだが、解説書が多く出まわることで知名度が高まって、本体の売上が上がるという可能性もある。

で、かるた堂の知名度の低さを考えると、知名度を上げるのが最優先じゃないかという結論に至り、解説書をフリーダウンロードで提供することに決定。

しかし、いくらフリーといっても、あまりいい加減なものを作っては、知名度を上げるどころか評判を落とすことにもなりかねないので、多くの人が納得してくれるであろうクオリティを目指すことにした。
(続く)


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・「イデオンかるた」の読みは、ほぼ完成!2014/02/20 23:00

かるたの読みを作るにあたっては、いくつかの制限を設けている。

(1)50音(実際は重複音を抜いて45音)すべてを揃える。
(2)できるだけ「五七五」になるようにする。

(1)に関しては、一応かるたと銘打っているからにはすべての音を揃えるべきだろう、という考え。
(2)に関しては、当然こんな制限はない方が作りやすいわけだし、普通のかるたは自由気ままに読みを作っているので、「かるた」という形式に縛られているわけではない。
しかし、俳句とか川柳とかは日本人にはとても馴染みがあるのでリズムが気持ちよく、百人一首風に読み上げることもできるという利点がある。
そして「五七五」という文字数制限の中に情景と作者の心象を詰め込むことで、思わぬ名句が生まれる(といいなあ)、なんて考えているわけだ。

そんな制限の中で、イデオンの映画版やTV版を見直しながらコツコツと作ってきた読みが、とりあえず45音揃った。まだ少し納得できない読みもあるし、かるたとして5枚ずつ並べてみて初めてわかる問題点とかがあるかもなので、多少の変更はあるかもしれないが大きな山は越した感じだ。
今回のかるた製作で酢こんぶの担当はシーンの選択と読み、解説書の作成だから、残っている大きな仕事は解説書ということになるが、選んだシーンは酢こんぶの心に響くものが大半なので、あまり苦労はしないだろう。

そうなると、これ以降大変なのは、絵札作成担当のフリーデザイナA氏と思われる。

今回も「カリ城かるた」と同様にリペイント作戦で行くことになると思うのだが、酢こんぶ的にはどうやったらいいのかわからない状態だ(-_-;
「カリ城かるた」の時はリペイントのイメージが大体つかめたし、自分でもやろうと思えばできたかもしれない。しかし今回は、元々の絵が結構リアルなので(特に発動篇)、これに色を塗り重ねるというのはとても大変な気がする。さらに因果地平なんて、半透明のシーンをリペイントしなきゃなわけで、どうすりゃいいのかよくわからない。普通にペイントして、最後に半透明処理すればいいのか、とも思うのだがどうなんだろう・・・。

まあ「餡汁より芋が安し」と言うし、A氏がうまくやってくれるだろうと人任せにして
「まどマギかるた」の読みを考えておこうかなあ・・・なんて思っていたりいなかったり。

あ、でもガンダムかるた解説書のリニューアル作業を先にやっておくほうがいいかな。フリーダウンロードにするかどうか迷い中だけど。

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