・生卵は消費期限からどのくらい過ぎたら食べられなくなるのだろう?2007/02/19 14:29

以前消費期限を2ヶ月過ぎた納豆とプリンを食うというのをやってみたことがある。外見上はプリンも納豆もあまり変化はなく、納豆に関してはかき混ぜても糸を引かないという状態だったもののそれ以外におかしなところはなかった。実際に食べてみても腹痛やら吐き気やらの症状は出ず、両者とも消費期限を2ヶ月過ぎても食するのに問題はないと結論付けた。

さて2/18の時点で、うちの冷蔵庫には"2006.12.21"というシールの貼られた卵が二つ存在していた。これはもちろん消費期限が2006年の12月21日ということで、またしても消費期限を約2ヶ月過ぎた食品が私の目の前に姿を現したのだ。これを食ってみて結果を報告しなければ男が廃るってもんだ。

とはいうものの相手は生卵。食中毒原因の王様といっても過言ではない。プリンは密閉された状態だったし納豆はもともと腐ってるようなもんなので消費期限2ヶ月過ぎくらいでは酢こんぶに太刀打ちできなかった可能性は高い。

しかし今回は腐っても生卵

、、、あ、いや、腐ってるかどうかはまだわかんないけどね。、、、そういうことじゃないか。(^_^;

まあ、それはそれとして、さすがに卵かけご飯にする勇気はなかったので目玉焼きにしてみることに決定。

まず加熱したフライパンに薄く油を引いて一つ目を割り入れる。黄身はその場に盛り上がる気配も見せず「僕、黄色い色してるけど白身だよ」と言わんばかりに白身と区別なくフライパンに広がっていく。そして白身はというと無色透明であるはずが、黄身と混ざってしまったかのように少しだけ色がついている。それが黄色に見えればまだ納得しようもあるが、妙に緑がかって見えるのは光の加減なのであろうか?

そんなことを考えながら二つ目を割り入れると、これが不思議なことに買って一週間くらいしか経っていない卵であるかのように黄身が盛り上がり、白身に色が付いているというようなこともない。同じ日に買って同じ冷蔵庫の隣同士に置かれていた卵でこれほどの差が生じることに関しては、今後の研究を待つほかないだろう。

てなわけでフライパンに蓋をしてしばらく蒸し焼きにしてからトーストと一緒に食べたが、とりあえず夜まではなんともなかった。これで明日は

「生卵は消費期限2ヶ月過ぎても食える!」

というブログが書けるとほくほくしながら床についた酢こんぶはルノアールのココアのように甘かった。誰もが平和な眠りについたであろうAM1:30ころ、強烈な腹痛に襲われてトイレに直行し、しばらくそこから動くことができなかったのである。

これを読んでいる人は「やっぱり卵が傷んでたんじゃん」と思うかもしれない。しかし事はそれほど単純ではない。というのも晩飯のとき表面が白くなって糸を引き始めた里芋の煮物を、傷んでそうなとこだけ捨てて煮てから食ったという事実があるからだ。これによって腹痛の原因とともに、消費期限を2ヶ月過ぎた生卵が食えるのかどうかについても永遠に謎のままとなったのである。

ちなみに卵も里芋も酢こんぶと同じように食ったかみさんには何の変調もなかったことを付け加えておく。

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