酢こんぶの思考錯誤(^_^;日記

ガンダム世界での「ニュータイプ」というのは、画面で見る限りは予知能力やテレパシーを備えた超能力者であるように見える。しかし本質は違っていて、「認識力が大幅に拡大した人類」のことだそうだ。認識力が拡大すると、ほんの少しの情報から未来のことが予測できたり、人の考えていることがわかったりということになるらしい。「一を聞いて十を知る」っていうけど、ニュータイプは一を聞いたら一万くらいわかっちゃうってことかな。

そんでもって人類がニュータイプに変わるきっかけになったのが宇宙への進出ということになっているが、もしかするとその前に人類の革新は始まっているのかもしれない。しかもあまりにも意外なきっかけで、、、。

2008年1月3日、実家に帰省した酢こんぶはひとりのんびりと「のだめ」の再放送を見ていた。年末、いっしょに酢こんぶの実家に来たかみさんはすでに2日に新潟の実家に向かい、酢こんぶも3日13:00の電車でかみさんの後を追うのだがまだ時間はある。指定席が買ってあるので座って行けることは確実で何も問題はなし。

まだ甥っ子にお年玉をやっていないからそろそろ準備をするか、、、と考えて時計を見ると午前10時。そのときふと頭に浮かんだのは、

もし切符の時間が間違ってて、11時発の電車だったりしたら、
今準備を始めてギリギリ間に合うかどうかだよなあ、、、。

なんてことだった。

なぜそんな考えが浮かんだのかよくわからないまま「そんなはずねえじゃん！」と思いながら念のため財布の中の切符を確認してみると、、、

「特急しなの 1月3日 11時発」ってどゆこと？

もうそれからは「ひいいいー」と悲鳴をあげながら速攻で仕度をし、甥っ子たちにお年玉を渡し、兄貴に駅まで送ってもらって何とか11時の電車に間に合ったのだが、この時点で気がつかなかったら駅で初めて気がついて、そのときには指定券は無効になってるから買いなおそうと思っても空き席があるとは限らず、最悪新潟まで立って行くことになったかもしれない。

それにしても不思議なのは「何故酢こんぶがこの件に気づいたのか？」ということだ。

そもそも新潟に向かうのは毎年同じで1月3日の13時。当然酢こんぶは13時発の切符を買ったと思い込んでいたので気がつくはずがないのだ。

いろいろ考えて達した結論は「酢こんぶの認識力が拡大しているのではないか」ということ。

12/31にかみさんといっしょに切符を買って、かみさんは1/2の11時の電車、酢こんぶは1/3の13時というようにしたので、駅員がどちらも11時と勘違いしたのかもしれないし、指定券購入の用紙に記入したときに酢こんぶが間違えたのかもしれないのだが、今となっては真実は判然としない。ただどちらの場合も駅員は11時だと思って発行しているはず。その駅員の態度から、同じ時間の切符を発行したことを実は認識していたのではなかろうかと。あるいは少なくとも切符を一瞥はしているはずで、そのときわずかな情報から、それが11時の切符であることを認識していたのではなかろうかと。その認識が潜在意識にあったために、直前に切符の時間を確認するという行動に出たのではなかろうかと。

前にも書いたように酢こんぶはyasu氏によって鍛えられた結果、yasu氏の発したわずかで不確かな情報から、一体yasu氏が何を言わんとしているのかをかなりの正確さで推定することができるようになった。これを認識力が拡大しているといわずして何といおう。

こうして考えてみると、yasu氏は

人類のニュータイプへの革新を促す原動力

なんじゃないかと思ったり思わなかったり。(^_^;

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