酢こんぶの思考錯誤(^_^;日記

とりあえずかるたの印刷が終わって袋詰しているときに、裏側に汚れのあるものが見つかった。最初はそれだけ刷りなおそうと思ったのだが、同じような汚れが続々見つかってしまった。(T_T)

不思議だったのはこの汚れが裏側にだけ発生し、しかも汚れているのはほぼ同じ場所(「る」の裏とか)なのだ。汚れに気づいたのは基本キットの方だったのだが、よく確認してみると拡張キットにも汚れが、、、。orz

この時点では原因が特定できず、同じ場所で起きていることから刷りなおしてもまた汚れた物ができるだけという可能性が高いため、このままでいいかとあきらめかけたのだが、自分が買ったものに汚れがあったときのお客さんの失望感を考えて刷りなおすことにした。

ただ、少しでも汚れているものをNGとすると半数以上が対象になってしまうので、自分の許容範囲を超えるものについて刷りなおすことにしたのだが、基本キットで8部、拡張キットで9部が対象となった。

で、泣く泣く刷りなおしを始めたわけだが、2枚ほど刷ったところでほぼ原因が特定できた。推定ではあるが、汚れるメカニズムはこうだ。

(1)表印刷のとき、インクをたくさん使うような絵になっている部分で紙にインクが染み込むことによって紙が波打った状態になる。

(2)この状態のまま裏の印刷に移行すると、波打った部分の印刷時に紙が印刷ヘッドの下部に触れ、ヘッド下部に付着していたインクによって汚れが発生する。

このメカニズムだとすれば、裏のみで発生することと特定部分のみで発生することにも説明がつく。

これが原因であるならば、表を印刷した後に十分乾くのを待って裏の印刷をすれば汚れはつかないはずなので、現在表だけ印刷して乾燥待ちに入っている。これで汚れが発生しなければいいのだが、、、。

ところでこのプリンタを買ったとき、両面印刷できる用紙が「普通紙」と「スーパープロフォトペーパー両面」の2種類だけであることが不思議だったのだが、今ならその理由がよくわかる。普通紙の場合は多少波打っても薄いからヘッドに触れることはないだろうし、スーパープロフォトペーパーはインクが染み込まないので波打つことがなく、これもヘッドに触れることはない。他の用紙では表に続いて裏の印刷をすると、今回のように汚れが発生する可能性が高いので、文句を言われる前にそもそも両面印刷できないようにしたということなのだろう。

まあそれがいまさらわかっても、かるたの裏にちょっとだけ汚れがあるという事実は変わらないので、お買い上げいただく予定の方は申し訳ありませんがご了承お願いします。m(_'_)m

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